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■ 『とちあいか』 ■
『とちあいか』は、栃木から2019年秋に初出荷された、完全新種のいちごです。
10番目の栃木県オリジナル品種で、別名「栃木i37号」とも呼ばれていました。
“「とち」ぎの「あい」される「か」じつ になってほしい”……そんな思いを込めて、『とちあいか』と名付けられました。
甘味とほどよい酸味が魅力の「とちおとめ」と比べると、『とちあいか』は甘みが強いです。どんな世代の人にも食べやすい品種です。
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■ 『スカイベリー』 ■
『スカイベリー』は、栃木県農業試験場で、大玉で美しい「00-24-1」と食味と耐病性に優れた「栃木20号」を交配して育成されたいちごです。
2014年11月に、品種登録されました。
その名前には、大きさや美しさ、おいしさが大空(スカイ)に届くような素晴らしいいちご(ベリー)という意味があります。
栃木の百名山の一つ「皇海山(すかいさん)」にもちなんでいるそうです。
『スカイベリー』は、甘味と酸味のバランスが良いいちごです。
また、「とちおとめ」よりもかなり大玉傾向で、ピシッした円錐形の果形を持ち、果皮のツヤがより美しいのも特徴です。
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出荷者 | JAはが野、JAかみつが、JAしおのや、JAうつのみや、JAおやま |
入荷期間 | 10月中旬~6月中旬 |
担当 | 果実第2事業部 神道、佐藤、渡辺、若林、内山 |
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■ 『とちおとめ』 ■
『とちおとめ』は、大玉で形が綺麗な品種「久留米49号」と大玉で甘い品種「栃の峰」の交配により生まれました。
多くの方にとって、最も親しみのあるいちごの一つです。
『とちおとめ』の果肉は淡紅色、果心は紅赤色をしています。さらに、果実の光沢が綺麗で、果形が良い品種です。
食味は、強い甘味と程よい酸味が特徴です。
甘い香りも特徴的で、新鮮な『とちおとめ』は、特に強い香りがします。
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■ 『いばらキッス』 ■
『いばらキッス』は、平成24年(2012年)12月に品種登録されたイチゴの茨城県オリジナル品種です。
甘くて大きい「レッドパール」と、酸味が少なく柔らかな「章姫」を掛け合わた父親と、果肉がしっかりとした「とちおとめ」を母親として交配し、誕生しました。
『いばらキッス』は、香りが豊かで、濃厚な甘みとコク、酸味のバランスが良いため、ジューシーで濃厚な味わいを楽しめます。
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出荷者 | JA北つくば、JAなめがた、JA新ひたちの |
入荷期間 | 11月下旬~5月下旬 |
担当 | 果実第2事業部 島津 |
■ 今年もいちごの季節がやってきました! ■
栃木県と茨城県の『いちご』は、本年度も大変食味が良く仕上がっています。
是非ご賞味ください!
(写真は、果実第2事業部の田村と『とちあいか』)