

秋の味覚の代表格『柿』が旬を迎えました!
大田市場には、「たねなし柿」「富有柿(ふゆうかき)」など各地の美味しい『柿』が出そろい、にぎわいを見せています。
今回、果実第2事業部担当の新潟県・和歌山県・岐阜県の『柿』をご紹介します。
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担当者一覧
| 新潟県 | 和歌山県 | 岐阜県 | |
| 出荷者 | JA佐渡 JA新潟かがやき |
JAわかやま ・紀の里地域本部 ・紀北地域本部 |
JAいび川 |
| 入荷期間 | 10月中旬~11月下旬 | 9月上旬~11月上旬 | 10月上旬~12月上旬 |
| 担当者名 | 島津 | 若林・大久保 | 若林 |
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■ 新潟県「おけさ柿」 ■


新潟県の豊かな自然環境と肥沃な土壌は、「たねなし柿」の甘さとジューシーさを引き出します。
県下の選ばれたJAから出荷される「たねなし柿」は、「おけさ柿」というブランド名で親しまれています。
名前は、『柿』の生産の中心地である佐渡の民謡”佐渡おけさ”に由来します。
『柿』には、“柿が赤くなると医者が青くなる”と言うことわざがあるくらい、ビタミンCやポリフェノールなどの栄養が豊富に含まれています。
主な品種は、「刀根早生(とねわせ)」「平核無(ひらたねなし)」です。
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■ 和歌山県「たねなし柿」 ■


“フルーツ王国”和歌山県は、『柿』の生産量が日本一!
紀ノ川沿いの丘陵地帯は、豊かな土壌、バランスの良い排水性と保水性、温暖な気候、長い日照時間、昼夜の寒暖差に恵まれ、『柿』の栽培に適しています。
和歌山県で育つ「たねなし柿」は、四角く張った扁平な果形と、甘くてまろやかな口当たりが特徴です。
和歌山の「たねなし柿」は、酸化ストレスを抑制する抗酸化成分が注目されています。
さらに、高い栄養価が評価され、日本スーパーフード協会より“ジャパニーズスーパーフード”として認定・推奨されています。
主な品種は、「中谷早生(なかたにわせ)」、「刀根早生(とねわせ)」、「平核無(ひらたねなし)」です。
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■ 岐阜県「富有柿」 ■


岐阜県は、「富有柿」発祥の地です。
「富有柿」は「甘柿の王様」と呼ばれ、強い甘みと、とろけるような食感が特徴です。
岐阜県の『柿』栽培面積の約7割を「富有柿」が占めています。
「富有柿」は、気温が高いと赤くならず、低いと渋が抜けないため、岐阜県は栽培に最も適した気候条件といわれています。
また、岐阜県では、『柿』を”柿なます”にして食べるなど、日常的に親しまれています。
岐阜県では、「富有柿」の他には、主に「早秋(そうしゅう)」「太秋(たいしゅう)」が栽培されています。
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■ 担当者より ■

今年もとても甘くて美味しい『柿』が入荷しています。
シーズンの真っ最中です、色々な産地の『柿』を是非ご賞味ください!
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