等級 | 荷姿 | 入荷期間 |
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レギュラー | 10kg | 2月上旬~3月上旬 |
プレミアム | 5kg | 2月上旬~3月上旬 |
プレミアムゴールド | 5kg 冷風貯蔵 | 3月中旬 2回のみ |
『寿太郎温州(じゅたろううんしゅう)』は昭和50年に、みかん栽培農家である山田寿太郎氏によって発見された、青島温州の枝変わり品種です。
品質が高く、貯蔵性に優れていたことから、『寿太郎温州』に懸ける産地作りが始まりました。現在では『寿太郎みかん』と呼ばれ親しまれ、産地の柑橘栽培面積の5割を占めるまでに拡大しました。
現在でも、地域の特産品である『寿太郎みかん』の栽培面積の拡大と、マーケティング活動が推進されています。また、令和2年には地理的表示(GI)として登録されました。
・果実は『青島温州』よりひとまわり小さい。
・果皮はやや薄く、浮き皮が少ないため、貯蔵性に優れている。
・糖・酸ともに高く、食味は濃厚。
例年、温州みかんの出荷が終わりに近づく2月頃から出荷が始まります。『寿太郎みかん』の中でも、品質を厳選したものが「プレミアム」として3月上旬まで出荷されます。
冷風貯蔵技術により、さらに長期間熟成させたものを「プレミアムゴールド」として3月中旬に出荷されています。
例年より開花は早く、生育はやや前進しております。階級はM級中心のS・L級です。9月以降の降雨が少ないため、糖酸のバランスは良く、食味は良好に仕上がっております。