『くわい』は、丸い実(塊茎)の部分から芽が伸びている姿から「芽(目)が出る」=「出世する」という縁起物として人気の商材です。特に、正月のおせち料理に欠かせない野菜です。
美しい青色の皮を持つ”青くわい”が、一般的に栽培される品種です。
『くわい』は、独特なほろ苦さを持ち、加熱するとホクホクとした食感になります。
東京青果では、広島県・埼玉県を中心に、入荷があります。
広島県 福山市農協
埼玉県 駒崎農協
・芽がきれいに伸びていて、張りがあるもの
・皮が乾燥していないもので、表面に艶があるもの
・色は青みがきれいなもの
を選びましょう。
保存法には
・ボールなどの容器に水を張り、その中に『くわい』を入れて冷蔵庫や冷暗所に保存する方法(水は時々取り換えて保存して下さい)
・ラップや湿らした新聞紙などで包んでポリ袋に入れて、冷蔵庫に保存する方法
の2通りの方法があります。
『くわい』の食べ方には、煮物や炒め物、揚げ物などがあります。
アクが強い野菜なので、煮物や炒め物などで食べる場合は皮をむいてすぐに水にさらします。
お湯または米のとぎ汁で下茹ですると、エグミが抑えられます。
揚げたり、丸ごと焼いたりする場合は、下茹ではせずにそのままで調理してください。
おせち料理に使う時は含め煮が多いですが、軽くスライスしてチップスにしたり、小さい物は素揚げにしても美味しいです。
縁起物として大人気の『くわい』、美味しい調理法もたくさんあります。是非、ご利用ください!
(写真は、野菜第4事業部 吉田と中原)