『とちおとめ』は、栃木県生まれのいちごです。
栃木県の「とち」に、赤いいちごの色から、女性らしい印象を持つ言葉の「乙女」を繋げて、『とちおとめ』と名付けられました。
果実は大きめ、光沢のある円錘形で、見た目がかわいいのも特徴のひとつです。
『とちおとめ』は、甘さが強い品種を親に持つので、糖度が高く、甘味を強く感じます。酸味も程よく感じられて、甘酸のバランスに優れています。
果肉が詰まっていて、果汁が多くジューシーです。
『とちあいか』は、10番目の栃木県オリジナル品種で、「栃木i37号」とも呼ばれていました。
2019年秋に出荷が始まった、比較的新しいいちごです。
“「とち」ぎの「あい」される「か」じつ になってほしい”
そんな思いを込めて、『とちあいか』と名付けました。
ほどよい酸味が魅力の『とちおとめ』と比べると、『とちあいか』は、より甘みが強いです。どの世代の人にも食べやすい味で、人気の品種です。
『スカイベリー』は、栃木県農業試験場で「00-24-1」×「栃木20号」を交配して育成されたいちごです。
2014年11月に、品種登録されました。
その名前には、大きさや美しさ、おいしさが大空(スカイ)に届くような素晴らしいいちご(ベリー)という意味があります。栃木の百名山の一つ「皇海山(すかいさん)」にもちなんでいるそうです。
糖度と酸味のバランスがよく、果汁も豊富でジューシーないちごです。
明るい赤色・光沢のある果皮を持ち、見た目の美しい『スカイベリー』は、お土産としても人気の品種です。
いちごのシーズンは、まだまだ続きます。美味しい栃木のいちごを、是非ご賞味ください!
(写真は、果実第2事業部の田村)