『新しょうが』は、初夏に収穫される根しょうがです。
茎のつけ根が紅色で、根の白さとのコントラストが鮮やかです。
繊維が柔らかくて、みずみずしくシャキシャキとした食感と、マイルドな辛みが特徴です。
辛味が少ないので、「囲しょうが」(かこいしょうが、一般的な貯蔵したもの)の辛味が苦手な方にもお勧めです。
高知の『新しょうが』は、全国トップの出荷量を誇ります。
厳寒期にはハウス内を加温して栽培し、3月から9月頃まで、県内で産地をリレーしながら長期間の出荷が行われています。
縦に長く伸ばすように栽培する事で、柔らかくマイルドな辛みのある『新しょうが』に仕上げています。
和歌山県は、全国で有数の『新しょうが』の産地です。
海岸沿いの温暖な気候・豊富な地下水・紀の川下流に広がる良質な砂質土壌に恵まれた環境で、『新しょうが』を栽培しています。
繊維質が少なく、玉太りが良く、みずみずしくて美しい肌が特徴です。
色がクリーム色で艶があり、茎の切り口付近が綺麗な紅色のものを選びましょう。
切り口が瑞々しいものが、新鮮なのでお勧めです。
保存方法としては乾燥を防ぐために湿らしたキッチンペーパー等で包みポリ袋に入れて、冷暗所または冷蔵庫の野菜室に保存してください。
『新しょうが』はあまり日持ちしないので、早めに使い切りましょう。
『新しょうが』の食べ方は、甘酢漬けが定番ですが、サラダで生食することもお勧めです。
他にも醤油漬けや味噌漬け、生の『新しょうが』を細切りして炊き込みご飯に混ぜたり、火を通して肉巻きや天ぷら等、様々な料理に使える野菜です。
旬の『新しょうが』を、是非ご賞味ください!
(写真は野菜第4事業部の中村と千葉)