福岡県は、九州地方のぶどうの一大産地です。
西南暖地の特徴と盆地の昼夜温度の寒暖差を生かして、高品質なぶどうの生産が行われています。
その福岡県の中でも、JAふくおか八女は、清流に恵まれている事と、丹念な土づくりによって、ぶどうの中心産地となっています。
施設栽培(ハウス)が中心で、主力品種は『巨峰』『ピオーネ』『シャインマスカット』です。
今回は、ぶどうの王道品種『巨峰』『ピオーネ』を紹介します。
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富士山の景観にちなんで名付けられた『巨峰』。
紫黒色の果皮、大きな粒、引き締まった果肉と強い甘み、ジューシーな食味が特徴です。
昨今、ぶどうの新品種が次々と登場しています。しかし、『巨峰』は長年にわたって根強い人気を維持しており、”ぶどうの王様”とも呼べる品種です。
JAふくおか八女の『巨峰』は、甘さ・果肉の締まりに加え、外観も優れているのが特徴です。
現在は、種がなく食べやすい『種なし巨峰』が、生産の中心となっています。
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イタリア語で開拓者の意味を持つ『ピオーネ』。
紫黒色の果皮、大きな粒、しっかりとした歯ごたえと濃厚な甘さ、そしてそれを際立たせるさわやかな酸味が特徴のぶどうです。
『ピオーネ』はその迫力ある見た目と、上品な味わいから”黒い真珠”とも呼ばれています。
種なしの『ピオーネ』は、福岡県ブランド果物のひとつ『博多ピオーネ』として出荷されます。
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JAふくおか八女のおいしいぶどう、『巨峰』と『ピオーネ』を是非ご賞味ください!
(写真は果実第1事業部の佐々木)
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