『なめこ』は、ブナやナラなどの広葉樹の倒木や切り株に自然発生する日本原産のきのこです。
表面全体がゼラチン質の粘液に覆われた独特のぬめりが特徴です。
現在では栽培技術が進み、原木や菌床を用いた人工栽培も行われています。
スーパーなどで販売されている『なめこ』のほとんどは菌床栽培によるもので、品質管理と安定した供給が可能です。
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■ JAおいしいもがみ 鮭川から届く『なめこ』たち ■
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『なめこ』は傷みやすいため、購入後はできるだけ早く使いましょう。
保存方法は「冷蔵」と「冷凍」のどちらも可能です、それぞれのポイントを以下にまとめます。
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■ 冷蔵保存
未開封の真空パック
→ そのまま冷蔵保存可能で、約1週間保ちます。
石づき付き『なめこ』
→ 石づきを付けたまま冷蔵保存します。約3日間保存可能です。
開封済みの袋入り『なめこ』
→ 密封容器に移し、表面にラップを密着させて冷蔵庫またはチルド室で、約2日間保存可能です。
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■ 冷凍保存
冷蔵よりも長く保存でき、約3週間〜1ヶ月保存可能です。
また、冷凍した『なめこ』は解凍せずにそのまま調理できます。
未開封の真空パック
→ 袋のまま金属トレーの上に乗せて冷凍すると、急速冷凍できて鮮度が保てます。
石づき付き・株付きなめこ
→ 石づきを取り、水洗いせずに汚れや水分をふき取ります。
使いやすいように小分けして平らに広げ、フリーザーバッグなどに入れて空気を抜いてから冷凍しましょう。
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『なめこ』は生食できないため、必ず加熱調理して食べましょう。
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■ 下処理の方法
軽く水洗いした後、熱湯でさっと茹でると、”ぬめり”が程よくなり、食感も良くなります。
茹でた後は水気をしっかり切ってから使いましょう。
株付き(石づき付き)の『なめこ』の場合は、おがくずが付いていないか確認してから使用します。
原木栽培や天然の『なめこ』の場合は、土や葉などの汚れが付いていることがあるため、丁寧に洗うことが大切です。
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■ お勧めの調理法
汁物(味噌汁など)
→ ぬめりが出て、出汁とよく絡みます。
和え物
→ さっと茹でた『なめこ』をポン酢や酢味噌などで和えるとさっぱりして美味しいです。
鍋料理
→ 他の具材と一緒に煮込むと、旨味が溶け出して風味が増します。
天ぷら
→ 水気をよく切って衣をつけて揚げると、香ばしくて独特の食感が楽しめます。
麺類のトッピング(うどん・そばなど)
→ 茹でた『なめこ』を乗せるだけで、風味と食感がアップします。
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JAおいしいもがみの『なめこ』を是非ご賞味ください!
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