甘くてジューシーな梨、『玉水』(ぎょくすい)が誕生しました。
7月29日(金)、東京青果卸売場にて福岡県産『玉水』梨の宣伝会が開催されました。
『玉水』は福岡県農林業総合試験場にて、種子親「あけみず」×花粉親「喜水」で得られた交雑実生から育成されました。県産の露地作「幸水」よりも早く、7月下旬から収穫可能な高糖度の赤梨です。
『玉水』は2009年から開発が始まり、2021年9月に品種登録されたばかりの新品種です。まだ生産量は少ないのですが、本年産より県外出荷が始まり、大田市場にも入荷しています。
宣伝会の内容は展示のみでしたが、買参人の関心度は高く、展示台の周辺では写真撮影や産地関係者が色々と質問を受ける様子が多々見受けられました。
記念すべき初お目見えの『玉水』の競売が始まりました。【販売担当者:果実第1事業部浅倉】
ギフトに最適な商材です。
【左から】JA全農ふくれん 小林さん・青柳所長(東京事務所)、同なし部会の山﨑部会長、同園芸部の進藤さん
「『玉水』は5年ほど前から県内で栽培が始まりました。新しい品種のため、まだ手探り状態ではありますが、甘くて美味しい梨に仕上がっています。食味に優れた品種だと思います。」(JA全農ふくれん なし部会 山﨑部会長)
今後は年々、結果樹の増加に伴い市場の出回り量も増えてきます。早くも来シーズンの出荷が待たれます。
商品名 |
玉 水(ぎょくすい) |
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出荷者 |
JA全農ふくれん |
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主な出回り期間 | 7月下旬~8月上旬 | |||
品種の特長 |
■ 同じ時期に販売される梨より糖度は1~2度高い |
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