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左から【JA山形市】大山組合長、【山形市】佐藤市長、【JAやまがた】岡崎組合長
産地の皆様と弊社戸塚常務との記念撮影
山形県産農産物というと夏秋期の果菜類のイメージが強いのですが、秋冬期はセルリー、食用菊、きのこ類、ねぎ等が潤沢に出回ります。冬春期の山菜類は山形県が主力産地となるなど、周年を通じて同県産農産物は市場流通しています。
地域の担い手の育成や生産振興、消費の拡大等に取り組む「山形市農業振興協議会」(構成は行政・農業団体等)は、10月21日(土)同協議会の首脳陣が来場し、旬を迎えたセルリー、食用菊を中心に同市産の農産物をアピールしました。
彩りも華やかに山形市産農産物が展示されました。
山形市の佐藤市長、JA山形市の大山組合長、JAやまがた岡崎組合長らが、セルリーとミニトマトのサンプルをふるまいました。
「山形セルリー」は江戸時代から続く農業用水路や蔵王山系の豊富な伏流水によって栽培されています。
優良な親株から採種を行い、厳しい出荷基準をクリアしたものが「山形セルリー」として出荷されています。
栽培の歴史は古く、1960年代に山形市の若手生産者らによって始まりました。栽培開始から現在まで、生産者の弛まぬ努力により、東北地方の代表的なセルリー産地となり、2018年に地理的表示産品に登録されました。
全国的に生産者の高齢化が進む中、山形市では新規就農者の増加もあり、セルリーの栽培面積は維持されています。