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1月13日(金)、卸売場にて耳慣れない名前の柑橘が並び、人だかりができていました。
その名は『ゆうばれ』。熊本にて誕生した新品種で、今日が記念すべき初荷となります!
『ゆうばれ』は2005年に熊本県農業研究センター果樹研究所にて「はれひめ」を種子親に「あすみ」を花粉親とした交雑により育成されました。品種名は「EC12」として2017年に品種登録され、2022年にJA熊本果実連により『ゆうばれ』の名で商標登録が行われました。
JA熊本果実連が「デコポン」以来、32年ぶりに商標登録した品種となります。サンプルの前で足を止め、商品に見入る方々がたくさん。市場での注目度の高さが伺えます。
販売担当は村上。産地から来場された方々が見守る中、盛況のうちに競売は幕を閉じました。本年産は限定的な出回りですが、市場の評価をもとにしながら年々増量となる見込みです。
果皮はしっとりとした手触りで、切ってみるととても薄いです。手で剥くよりカットして食べるのがおすすめで、じょうのうも薄く食べやすいです。断面に見られるように大変果汁が多く、甘みのある味が特長。まだ希少なので市中で見かける機会はまだ先になるかもしれませんが、今後の普及に期待がかかる中晩柑です。
熊本の『ゆうばれ』、ぜひお見知りおきください!