新春を迎えるにあたり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。昨年中は大変お世話になりました。昨年はコロナ禍がひと段落したことで、人と人との交流が戻り、私達も産地や顧客の皆様と直接お会いして交流を深める事ができ、大きく前へ進むことができた1年となりました。一方で、夏場の高温による青果物の作柄不良や資材費高騰など、産地の皆様には大変なご苦労があったと存じます。その中でも多大なるご出荷をいただいたこと、心より感謝を申し上げます。
さて、いよいよ2024年を迎え、物流問題と正面から向き合う年になります。弊社は引き続きパレット流通の活性化と荷受時間の短縮化に取り組み、物流の最適化を進めて参ります。関係各所でも改善への様々な取り組みがあり、私達も協力し、業界一体となって解決を図って参りたいと考えております。
弊社は今、「変化への挑戦」をテーマに掲げております。急速に変化する時代に合わせ、習慣にとらわれず、変化すること、より効率的で生産性の高い仕事をするための変化に挑戦することで卸売市場の発展に貢献したいと考えております。
昨今では世界情勢の変化や気候変動もあり、食糧危機に備えた安全保障が叫ばれるようになりました。卸売市場は私たちの食生活を支える基礎的な食品、青果物を供給する大事なインフラです。社会全体が市場の存在意義を今一度見つめなおし、農業と青果物流通が大切にされる世の中になるよう、東京青果は皆様方との交流や密な情報のやり取りを通して取り組んで参ります。本年も旧に倍するご愛顧を賜りますようよろしくお願い致します。
2024年1月5日