8月は『嬬恋高原キャベツ』の出荷最盛期であり、8の数字はキャベツが2つ(ツー)並んでいるように見えるため、JA嬬恋村では8月2日を「嬬恋高原キャベツの日」として消費拡大を図っています。
群馬県は夏秋キャベツ出荷量日本一の産地であり、嬬恋村は県内でも断然トップの出荷量を誇っています。7~9月の3ヶ月間、東京市場に入荷するキャベツの約7割はJA嬬恋村産で占められます。
JA嬬恋村産キャベツは6月7日に初荷を迎え、日々増量中です。本年も『嬬恋高原キャベツ』のシーズン到来をアピールすべく、6月17日(木)、東京青果卸売場にて展示と最新の圃場を撮影した動画が放映されました。
キャベツの展示台はダンボール製の軽トラック。28個のダンボール箱を組み合わせて作りました。JA嬬恋村のオリジナル品で、運転手はぐんまちゃん。展示台横で案内しているのは販売担当の豊川。
農林水産省が出荷統計を取り始めてから、2020年度まで群馬県は51年連続で夏秋キャベツ出荷量日本一の座を守ってきました。ナンバー【20-51】には産地の誇りが込められています。
遊び心がある軽トラックの展示台は見た目も楽しく、サンプルの確認に来たり、リーフレットを手にしたりとお客様が集まってきました。
大型モニターを使ってキャベツの生育状況の動画が放映されました。緊急事態宣言下のイベントのため、JA嬬恋村の職員に代わりJA全農ぐんま園芸部の駐在員がアナウンスを務めました。
現在の生育状況について「播種作業は6月中には終了の予定です。定植作業の進度率は現在、約60%以上と例年以上に順調に進んでいます。4月の低温により、出荷開始は例年より数日程度遅れましたが、6月下旬以降は前年以上の出荷数増加を見込んでいます」(JA全農ぐんま園芸部工藤課長)