福岡県オリジナル品種の『秋王』<あきおう>
本年で市場デビュー7年目を迎えます!
10月28日(木)東京青果卸売場において福岡県産甘柿『秋王』宣伝会が開催されました。
『秋王』は福岡県農林総合試験場が育成した甘柿で、2012年に品種登録(品種名:福岡K1号)され、2015年から市場流通するようになりました。年々、生産量は増えており、いまでは大田市場のお客様にとって、この時季の主要アイテムとして定着しています。
イベント会場ではシーズン本格化を迎えた『秋王』の展示、
プロモーションン動画の放映、販促資材の配布が行われました。
『秋王』の特徴
糖度は「富有柿」より1~2度高く、サクサクとした食感、
きれいな橙赤色、甘柿としては種がほとんどできない
「北原早生みかん」「博多万能ねぎ」「博多なす」「博多サラダ菜」「博多本たで(紅たで)」など、『秋王』のほか福岡県産農産物を代表する品目も展示されました。
お客様に本年産『秋王』の入荷情報などを説明する
販売担当の果実第1事業部田中
『秋王』を撮影したり、リーフレットや販促資材を手に取ったりと、ほど良く距離をとりながら次々とお客様が来てくださいました。
お客様に生育状況、品種特性などを説明するJA全農ふくれん小林さん。
本年産『秋王』の生育状況について「着果量も不足はなく、糖度の仕上がり、色回り、肥大とも順調です。玉流れは3L>2Lサイズと平年並みと安定しています。結果樹の増加もあり、シーズン通じての計画出荷量は前年比110%と増加の見込みです。ピークは例年通り11月上旬となる見通しです」(同上小林さん)