今年3月、弊社HPにて輸出用甘藷ブランドの『SUGOI IMO』を紹介しました。(下記リンク参照)
こちらの外装箱が、公益社団法人日本包装技術協会主催の『日本パッケージングコンテスト2021』にて『日本貿易振興機構(ジェトロ)理事長賞』を受賞しました。輸出先にて他国産より目を引く華やかな色合いと、日本らしい和柄や平仮名を用いたデザインが特長です。
『SUGOI』ブランドは『IMO』の他にも『MIKAN』『KAKI』のラインナップがあり、弊社は「レンゴー株式会社」「Wismettacフーズ株式会社」とともに商品開発に携わりました。
『SUGOI』シリーズの箱は、業界標準の「T11型」統一パレットに積むとピッタリ収まるサイズになっています。このおかげで荷室で無駄なスペースを占有しない、積載効率の高い積み方ができます。『SUGOI』シリーズのパッケージは見た目だけでなく機能面でも優れているのです!
T11型統一パレットに載せられた『SUGOI IMO』は輸出先のタイへと送られます。タイにはパレット回収の拠点があるため、パレットを散逸させない循環的な運用が可能となります。この統一パレットの循環運用が進むと、産地から実需まで一貫したパレット輸送が実現し、荷物の積み下ろしをするドライバーの重労働が軽減されると期待されています。
東京青果は「農産物パレット推進協議会」に参画し、物流の効率化に向けて取り組んでいます。『SUGOI』シリーズの事例では、商品開発におけるパッケージデザインにもこの取組みが活かされる形となりました。
この受賞を励みに東京青果はこれからもより良い商品の提供と物流環境の改善に向けて取り組んで参ります。
『SUGOI』シリーズの外装箱デザインは国内での受賞に留まらず、今回のコンテストに入賞した作品のみがエントリーできる、アジア大会(アジアスター)および世界大会(ワールドスター)というさらに大きな舞台への出場も決定しています。